22.03.18
【コラム】夏の着物を着こなしましょう ~これからの季節に必要な着物の知識~
こんにちは、中川商店です。
段々と暖かくなり、衣替えの季節も近づいて参りました。
着物も冬仕様から春・夏仕様へと移行していく時期ですね。
今回は「夏着物の選び方」についてご案内いたします。
皆さんは、夏の着物はどのように着こなされていますか?
5月ごろからは「ひとえ」が主流です。
絽の着物は6月ごろより結婚式やお茶の席などのフォーマルな場面でご着用ください。
暑さが本格化してくる6月下旬ごろからは、紗や麻の着物がカジュアルな席では活躍いたします。
コーディネートでは、着物や帯だけではなく小物類(帯〆・帯あげ・半衿・長襦袢)も夏物を合わせるのが主流です。
【各小物の代表的なもの】
帯 〆:「レース組」、カジュアルや浴衣に合う「細組(ほそぐみ)」など
「冠組」や「観世撚り」は通年使えます
帯あげ:一般的な夏向けの「絽」、盛夏の着物に合う「紗(しゃ)」など
半 衿:一般的な「絽塩瀬(ろしおせ)」、上布や縮に合わせる「麻」、
ひとえ・紗に合う「絽縮緬(ろちりめん)」など
長襦袢:一般的な「絽(ろ)」、地紋のある透け感の強い「紋紗(もんしゃ)」
涼しい素材「麻」、透け感の少ない薄手の「ひとえ」など
小物にも涼感のある夏らしいデザインを取り入れて、今夏は着物でおしゃれを楽しみましょう。
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